ワインセラーと冷蔵庫

ワインを冷蔵庫で保管すると・・・

冷蔵庫での保管は、ワインにとって様々な弊害をもたらすことになります。
その主な弊害として下記の4つがあります。

冷蔵庫内の温度は、3℃～8℃と言われています。

空気がボトル内に進入、ワインの酸化が進んでしまうのです。

コンプレッサーの振動が直接ワイン伝わってしまいます。

冷蔵庫内の様々な食材の臭いがコルク栓を通してワインに移り、ワイン本来の香りが損なわれてしまいます。

	冷却機能	加湿	加温	換気	説明
冷蔵庫	○	×	×	×	庫内温度が低すぎるので白ワインを飲む直前に保冷する目的での使用は良いが、赤ワインへの使用は避けたい。
ワインチラー／デイセラー	○	○	×	×	短期保管・サービス用途に使用したい。
ワインクーラー	○	○	×	△	中期保管・保存／熟成用途に使用したい。
ワインセラー	○	○	○	○	長期保管・熟成用途に使用したい。

赤・白・ロゼ・スパークリングなど全てのワインは、種類に関わらず”一定温度”での熟成・保存が望ましいとされています。
熟成・保存を重視する場合、単温度型ワインセラーを使用します。

また、最適な飲み頃温度はワインの種類によって異なります。
例）赤=18℃・白=11～16℃・ロゼ=9～12℃・スパークリング=6℃など
最適な飲み頃温度に調整する場合は、多温度設定型ワインセラーを使用します。

	電気効率	採用機種	市場の評価	動作音	メンテ保守
ペルチェ冷却式	△	小型ワインセラー（1～30本収納）	○ 主に日本で採用	◎	△ 当社なら可
気化吸収式	×	中型～大型（30～100本以上収納）	△	○	× 難しい
コンプレッサー式	○	中型～大型（30～100本以上収納）	◎	△	◎ 容易